校長あいさつ
座間味幼小中学校のある座間味島は、「ケラマブルー」とよばれる世界屈指の美しい海が広がる慶良間諸島国立公園の中にあります。多種多様なサンゴが生息し、ウミガメの産卵や、ザトウクジラの繁殖・子育ての場でもある慶良間の海は、多くの観光客を魅了し「世界が恋する海」とも呼ばれています。また、山にはケラマツツジやハイビスカスのほか多くの貴重な植物が生い茂り、一年を通じて何種類もの美しい蝶が空に舞い、季節ごとに様々な渡り鳥が飛来し楽しい歌声を届けてくれます。
この豊かで美しい自然環境のもと、令和8年度は、幼稚園12名、小学校37名、中学校18名、計67名の幼児児童生徒が、仲良く元気いっぱいに園や学校での生活を送っています。
本校は、「島に誇りを 心に夢を 15の春の自立を叶える」を合言葉に、「すべての職員・幼児児童生徒が安心・充実・挑戦している学校」を目指し、「未知の世界を切り拓く逞しく、しなやかな子の育成」に向けて日々の教育活動を展開しています。また、へき地・小規模校の特色を生かし、幼稚園入園から中学校卒業までの12年間を見通した幼小中連携による学びと成長への支援の充実を図っています。小中学校においては、学校行事や諸活動に小1から中3までの「縦割班」で取り組むなど、異学年交流や児童会・生徒会活動の充実を通して、居心地の良い魅力ある学校づくりを推進しています。また、保護者や地域の皆様との連携・協働や信頼関係を大切にし、「地域に開かれ、地域と共にある学校」づくりに励んでいます。
15歳で島を離れなければならない子ども達が、夢や希望を持ち、「好き」や「得意」を活かし、予測困難な時代を生き抜くために必要な資質・能力を身に付けると共に、座間味島を誇りに思い、世界中で活躍できる人材に成長できるよう支援していきます!
昨年度(令和7年度)は、座間味小学校創立140周年の節目の年で、記念式典及び祝賀会を盛大に開催することができました。また、老朽化して使われなくなった池を含む校門周辺の整備を行い、学校のシンボルである樹齢110余年のガジュマルを中心に、子ども達が安心して遊べる広場「グリーンパーク」をつくることができました。グリーンパークの整備に当たっては、クラウドファンディングによる支援を募り、卒業生や地域の皆様等の座間味関係者のほか、多くの観光客の皆様にもご協力を賜り、当初の計画を上回る整備の充実を図ることができました。この場を借りて御礼を申し上げます。
令和8年4月
座間味幼小中学校
園長・校長 伊井秀治